自称・慢性疲労症候群の私の生活

正式に診断された訳ではありませんが、神経内科の先生に慢性疲労症候群の可能性を示唆され、自身もおそらくそうであろうと確信を持ち、開き直って3歩進んで2歩下がったり、3歩下がったり、4歩下がったり(笑)ののんびり生活をしています。

帯状疱疹 体験談

先月、帯状疱疹という疾患になりました。

 

かかるまで病名すら知らなかったため、かなり辛い思いをしてしまいましたので、もし同じような症状が出られましたら、急ぎ皮膚科に行かれるようおすすめします。

 

まず、帯状疱疹とはどんな疾患なのか?

 

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスが原因で発症する疾患です。

 

子供の頃に水ぼうそうにかかると、水ぼうそうの症状は治まっても、体内にウイルスが潜伏しているそう。

 

そのウイルスが潜伏する場所が、神経なんです。

 

普段は、免疫機能のおかげで、体内にウイルスはあるものの、悪さをするほどではないのですが、免疫機能が低下するとこのウイルスが大暴れをすることがあるんです。

 

簡単にいうと、これが帯状疱疹という疾患です。

 

 

 

帯状疱疹の症状は、主に神経痛と発疹。

 

ウイルスが大暴れすることで、もともと住み着いていた神経が傷ついて、強い痛みが生じます。

 

私の場合は坐骨神経でした。

 

左臀部からモモ裏を通って足先まで、ずーっとビリビリ痛いかんじ。

 

それも、辛くて寝付けないくらいの痛みでした。

 

痛みが出たして1週間後くらいから、仙骨のあたりにポツポツと発疹が。

 

それが日に日に広がっていきました。

 

 

 

帯状疱疹の治療は、皮膚科が専門なんだそうです。

 

皮膚科で先生に発疹を見ていただくと、すぐに帯状疱疹だねーと。

 

念のため、発疹から体液を採取して検査され、診断が確定しました。

 

治療は抗ウイルス薬を7日分と、発疹に塗る外用薬を頂きました。

 

帯状疱疹は、発疹に気づいたらすぐに病院に駆け込んだ方が良いのだとか。

 

すぐに抗ウイルス薬を飲まないと、発疹が広範囲に広がったり、神経がどんどん傷ついて、神経痛が数ヶ月、数年と残ることがあるからだそう。

 

私の場合、発疹に気づいてから病院に行くまで3・4日かかりました。

 

理由は、ただのかぶれだと思っていたのと、帯状疱疹という病気すら知らなかったためです。

 

もともと肌が弱くかぶれやすいため、よほどひどくならない場合は、いつも様子を見ていたんですよね。

 

しかも、仙骨のあたりにとかって、女性は特にかぶれやすかったりするじゃないですか。

 

それに、帯状疱疹という病気を知らなかったので、神経痛と発疹が全く結びつかなかったんです。

 

ただ、私の場合は、神経痛に気付いてから痛みのある臀部近辺を温めに温めてました(笑)

 

神経痛には温めるのが一番でしょ!というイメージがなぜかあったんですよね。

 

実はこれがたまたまよかったんです。

 

帯状疱疹の原因となるウイルスは熱に弱く、温めると症状が和らぐそうです。

 

実際、お尻に大きなカイロを3枚も貼っていたのですが、カイロが温かいうちは痛みもかなり和らいでいて、眠れたりできたんですよね。

 

それもあってか、病院に行くのが本当は少し遅かったのですが、先生には、よくこんなに早く帯状疱疹だと気づけたね!と褒められるくらい、発疹は進行していなかったんです。

 

ただ、地味にとーっても辛い病気でした。

 

病院に行く頃には、神経痛は左臀部から足先にかけてまでだけでなく、いわゆるお股までビリビリ痺れていて、お小水も、うーんと声を出して踏ん張って、なんとか少量出るという状態にまでなっていました(笑)

 

ひどい場合には入院になることもあるそうです。

 

抗ウイルス薬を飲み終える頃には、発疹はキレイさっぱり良くなって、神経痛もだいぶ治りましたが、少し痛みが残っています。

 

ずーっとお尻を針でチクチクされてるかんじ。

 

少し様子を見て、なかなか痛みが取れない場合は、そちらの治療もしていかないといけないかな?と思っています。

 

 

 

地味に辛い帯状疱疹、もしかしたらと思われる場合は、ぜひ急いで皮膚科に向かってくださいね。